古都をオールドレンズで撮る【DMC-G6 + SMC Takumar 55mm F1.8等】
DMC-G6 SMC Takumar 55mm F1.8 / 55mm, F1.8 ISO160 1/800秒
先月のことになるけど1日京都に行く機会があったので、オールドレンズを中心にカメラを構えて撮り歩いた。上の写真は平安神宮外苑のお休み処。基本開放で撮ってるためピントがシビアで外すことも多いけど、ボディのG6はオールドレンズでもピーキングでMFアシストをしてくれるためそこまで酷く外すことはない。
DMC-G6 SMC Takumar 55mm F1.8 / 55mm, F2.8 ISO160 1/4000秒
川沿いに白い彼岸花が咲いていた。これはF2.8程度まで絞った絵で、手前のおしべ、めしべが鮮明に写っているのと、奥の光源が絞られたことで六角形になっているのが伺える。
DMC-G6 SMC Takumar 55mm F1.8 / 55mm, F1.8 ISO160 1/2500秒
そんな感じで川沿いで写真を撮っていたら、おじいさんに声をかけられた。この川の鴨は栄養を豊富に摂っているから昔はよく捕って食べていたとか、向こうに明智光秀の首塚があるとか、この道は東海道五十三次で有名な旧東海道だとか。そんなことを僕に語って、その旧東海道を去っていくおじいさんの図。開放で撮っているからか、なんとなく人が浮かび上がって見える。
DMC-G6 SMC Takumar 55mm F1.8 / 55mm, F1.8 ISO160 1/2000秒
南禅寺に向かう途中に廃路線があった。どうやら蹴上インクラインと言って、船を陸上に通すためのものだったとか。
DMC-G6 SMC Takumar 55mm F1.8 / 55mm, F1.8 ISO160 1/250秒
哲学の道にやってくると、そこは哲学の道というか、猫の道だった。このあたりに猫が何匹もたむろしていて、道行く人々に撫でてもらったり遊んでもらったりしていた。子猫も何匹かいて、長くここに住み着いているんだなあと思った。
DMC-G6 SMC Takumar 55mm F1.8 / 55mm, F1.8 ISO160 1/1250秒
DMC-G6 SMC Takumar 55mm F1.8 / 55mm, F1.8 ISO160 1/1000秒
この猫たちもまた哲学者なのかもしれない(?)。
DMC-G6 LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 / 17mm, F3.7 ISO3200 1/25秒
日も暮れて、手ぶれ補正なしでは辛くなってきたのでレンズをG VARIO 14-140mmに替えて先斗町を歩いた。しかし先斗町でポントチョウと読むのは初見では辛すぎた。せ…先斗町。
dp2 Quattro 30mm F2.8 / 30mm, F4.0 ISO100 1/100秒
蛇足だけれども、一番上のお休み処の傘の中をdp2 Quattroで撮ってみた図。手ブレを恐れて1/100秒で甘えたけど、もっと遅くしてF8.0くらいまで粘ればもっとシャープに撮れたかもと少し後悔してる。だけどまあ、これはこれで。
そんな感じで一日京都を歩いてみた。明らかに人の多そうな観光地を避けたのもあって、想像とは少し違う、そのままの京都を撮れたような気がした。