メモ:WindowsブートマネージャーからWindows7とUbuntuをデュアルブート
スクショとかめんどくさいので覚え書き程度に。
中古のThinkPad X220をUbuntu環境用に使っているのだけど、取っ払って放置していたX220のHDDに最初から入っていたWindows7もせっかくなら使えるようにしたかったので、デュアルブート環境の構築を目指した。
普通ならLive USBから普通にUbuntuをインストールすれば、MBRにgrubが入って、WindowsパーティションとUbuntuパーティションをそれぞれ認識してデュアルブート環境いっちょあがりとなるのだけど(というか最初はそう思ってたけど)、Windows10のアップデートを見据えるとMBRがgrubから再びブートマネージャーに書き換えられる可能性がある。そうするとPBRにもgrubがないのでブートマネージャーからもUbuntuを起動しようがなくなるだろう。
ということで環境としては、Windows7がプリインストールされてるHDD(後にSDDにクローン)にパーティションを切って後ろにUbuntuパーティションを置き、そのPBRにgrubをインストール。MBRにはブートマネージャーがあるので、EasyBCDというフリーのGUI型BCD編集ツールを使ってエントリーにUbuntuパーティションを追加。こうすることで、
BIOS
↓
ブートマネージャー→Windows7
↓
grub→Ubuntu
という起動順序ができあがる。
あとはUbuntuの既存の環境のバックアップを流し込んで終わり、みたいな。
僕はあらかじめLive USBのgpartedでパーティションを切ってからUbuntuのインストールをしたけど、まあ多分インストール途中でパーティション切る画面があるからそこでやってもいいんだと思う。PBRにgrubをインストールしないといけないので、おまかせ設定じゃなくてカスタムを指定してブートローダーのインストール先をUbuntuがあるパーティションに設定。
まあそんな感じ。書いてみればなんてことはないのだけど、端折った部分で紆余曲折あったりで割りと時間食ったし、BCDのこととか書かないと忘れそうだったので。grubのインストールはぐぐるとgrub-install /dev/sda5 とかでなんとかなりそうな雰囲気ではあったけどコマンドが見つからずにあれえ?とかなった。コマンドが見つからないと言えば、ぐぐってるとWindowsのbootrec.exeをコマンドプロンプトで叩くページがいくつか出てくるのだけど、それらしき手順を踏んでもbootrec.exeが現れない。しょうがないから怪しいページからbootrec.exeをDLして試してみても「この環境では動かないよ!(意訳)」みたいなエラーが出て使えない。したがってbootrecを用いた方法は諦めた次第。どうなってんだbootrec。頼むよbootrec。