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道端の鳩

突然の鳩のフン

少年よ、ネットリテラシーを持て。

カゴメのにんじんジュースが思ってた味と違ってマズッてなってる火曜日の午後。

 

山本一郎氏とAppBankの愉快な仲間たちがバトッてて面白いなあと観測してるんだけど、改めてこう、情報を受けとる能力は大事であるなと感じている。

やまもといちろう砲を浴びたAppBank、毅然たる法的措置を検討するや否や第二波やまもといちろう砲 : 市況かぶ全力2階建

 

 二者の炎上騒ぎの仔細はまとめブログに譲るとして、興味深いと思うのはAppBank村井氏の動画のコメント欄に現れる人々だ。彼らはいわゆるAppBankの「信者」というカテゴリに該当するのだろう。いやまあこういうレッテル貼りは好きではないのだけど、村井氏の釈明動画の中で「山本一郎氏の信奉者」という山本サイドに対するそのような発言・認識がある以上、村井氏側も自分の賛同者のことを信者と考えているということで不自然はないだろう。

で、この信者の方々のコメントを見ていると、

低評価したやつ全員ヤマモトイチロウだろ

とか

マックス村井は絶対いい人だよ

デマ流すやつ誰だよ

 

とか、大体こんな調子なんだけれども、何が言いたいかと言うと「信者は情報取得能力がない」ということだ。山本氏のヤフーニュースを読んでいなくとも、村井氏の動画を見て感想がこれというのはお粗末が過ぎないか。もうちょっとこう、横領事件の続報を期待するだとか「内容」に対する反応があるのが自然だと思うんだが、信者ともなると内容は気にせずに「動画で釈明したこと」という外枠だけを見て「村井さんはいい人だ!」となってしまうようだ。

 そりゃあおめえユーチューバーの信者なんてほとんど10代前半の子供なんだからさ、と言われたら、情報取得能力が未熟であることはしょうがないとも思う。しかしそういう前途有望な子供たちがこんなことに時間を割いているのかと思うと不憫というか、一刻も早くネットリテラシーを身につけてほしいと願う次第だ。子供でないとしたらもはやかける言葉が見つからない。

 

 話は脱線して「最近の若者」論になってしまうが、自分の世代では、子供の頃はまだインターネットというものは今ほど世間一般に使われるものではなかった。SNSなどもちろん存在せず、個人のHPにBBSがあり、時にマウスの選択反転でHPの裏口を見つけたり、かと思えばブラクラだったり…… そういうものを見つけたり、踏まないように身を守るためにインターネットで検索して自然に情報を得て、ネットリテラシーを身につけてきたように思う。自分の個人情報、顔であるとか、本名であるとか、あるいはIPアドレスであるとか、そういったものがインターネット上の他人にばれるのは即ち死を意味していたと言っても過言ではあるまい(過言だ)。まあそういう心持ちでいたのは確かだ。

 一方で最近のインターネット環境というのは実にホワイトになった。Facebookでは本名登録が基本だし、Twitterのオフ会で実際に人と会うなんてのもごくありふれた風景となっている。10年前なら名前出しなど阿呆のやることであったし、ネットで知り合った人とリアルで会うなんて出会い系かよと叩かれたことだろう。それだけ今のインターネット環境が安全になったといえるのかもしれないが、より正しくは「ネットリテラシーを持つ者にとっては安全になった」であると僕は思う。それを持たぬ者は、今でも秒速3億だか稼ぐ某の情報商材に踊らされ、東京で消耗していることを煽られ顔を真っ赤にし、ネットニュースのコメント欄に本名で妙ちきりんなコメントをし、オフ会でパコられ、ユーチューバーの言ってることもロクに聞かずに信奉するのである。そういう人々のようになりたくないのならば、ネットリテラシーを、情報を取捨選択する術を、身を守る術を身につけるしかない。

 

少年よ、ネットリテラシーを持て。人の話を聞け。信者はやめとけ。

 

 

前途無望な大人より